2024年3月1日のZIPで、全国の新築マンションの平均価格が5911万円で、過去最高を更新したと放送されました!
全国の新築マンションの平均価格が過去最高
全国の新築マンションの平均価格は5911万円
2023年の全国の新築分譲マンションの平均価格が発表となりました。
※不動産経済研究所の調査
平均価格は1戸あたり5911万円で、7年連続過去最高となりました。
東京23区の平均価格の推移
・2019年 7286万円
・2020年 7712万円
・2021年 8293万円
・2022年 8236万円
・2023年 1億1483万円
(不動産経済研究所)
東京23区の平均は前年に比べて40%上昇し、初めての1億円超えとなりました。
1億円超えの新築マンションの売れ行きが好調
参考物件としてオープンハウスのオープンレジデンシア神楽坂プレイスが紹介されました。
販売価格は9000万円台~1億3000万円台で売れ行き好調とのことでした。
10年前に8000万円でマンションを購入した方のインタビューがあり、今だと同じ間取りが1億超えで売られているとのことでした。
新築マンション価格上昇の理由
東京を中心とする1億円以上の高級マンションの需要が上がっているため。
また、住宅ローンの金利が低い今のうちに買っておこうという動きがあるため。
また、分譲マンションを構成するコスト
・物価高
・原材料の価格高騰
・人材不足の人件費の高騰
これらが高騰しているためです。
新築マンション価格上昇のあおりを受けて賃貸も価格高騰
新築マンション価格上昇のあおりを受けているのが賃貸で、単身向け・ファミリー向け、ともに全国的に価格が上昇しています(アットホーム調べ)。
特に、東京23区のファミリー向け賃貸は2015年1月以降最高値となっています。
価格高騰は一体いつまで?
東京カンテイ市場調査部の高橋雅之主任研究員によると、今の高水準での推移は年内中は少なくとも続く見通しです。
場合によっては数年続いていく可能性もあります。
不動産経済研究所によると、建築資材の価格高騰などで緩やかに上がっていく見通しとのことです。
まとめ
まだまだ価格高騰が続きそうですね。
いつ買うのか踏ん切りがつかないかもしれませんが、今買っておけば、数年後に売却する際には値上がりが期待できるかもしれません。